マスコミが消える日
いくつかの本を読み進めるにつれてある考えに至る。
早晩、マスコミは消滅するのではないか、と。
よしんば消滅とまではいかなくても、
その影響力はこれまでより遥かに小さなものになる。
大政奉還で徳川家がその他一大名に落ちたように。
で、これは巷に溢れるステレオタイプな意見になるが、
その代替物となるのはブログでありtwitterであると思う。
なぜかというと、それはこれらが発信源自らによる
一次情報を提供するのに(現時点で)最適なツールだから。
これまでのマスコミフィルタを通さずに済むため、
そこに恣意的なプラスマイナスアルファはなくなる。
また、マスコミは単なる情報提供のみならず、それを一般大衆に
わかりやすく翻訳する(往々にして意訳する)作業も担ってはいたが、
それもより見識の高く、何より記者クラブ等のしがらみのない
一部ブロガーの方たちによる分析にとって代わられつつある。
もちろん、マスコミの中にも識者はいるだろうが、
縛りの多いマスコミという組織自体に属している限り、
その才能もどこまで発揮されるやら…である。
そんなわけで僕は、新聞・テレビは言うに及ばず、
ネットで配信されているニュースも見るのをやめようと思います。
その時間でtwitterのタイムラインを眺めていたほうが有益でしょう。
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