地図のない世界へ

そろそろ再開しようかな

GALAXY Nexusを通じてdocomoに対して思うこと

今でこそ携帯電話はiPhoneですが、その前はdocomoのGalaxy NEXUSを使ってました。
Galaxy NEXUSが出たのが昨年の12月だから、1年も経たずに乗り換えたことになります。
かれこれ10年ほど携帯電話を使ってきていますが、こんなに短期だったのは初めてのことです。
 
その理由について言及する前に、先日の同日に流れた次の2つのニュースを紹介しておきます。

簡単に説明しておきますと、docomo版のGalaxy NEXUSがようやくAndroid 4.1に対応したのに対し、グローバル版のは一足先に最新の4.2に対応した、ということです。

いや、docomo版の方が一足遅れている、というのが正しい解釈でしょうか。

 

なんで同じ端末なのにこんなことが起こるかというと、docomo版にはdocomo独特のカスタマイズ*1*2が施されているためといわれています。

が、これは『素のAndroid端末』というNEXUSという端末に期待されている価値を台無しにしているわけです。

 

自分は今年でdocomo歴11年になりますが、docomoのオリジナルサービスには何も期待していません。

ただ、通信キャリアとして良質な電波さえ提供してくれればそれでよい。*3

ところが、現実には逆にこんなニュースが飛び出す始末なわけです。

[回復]NTTドコモ、SPモードメールで障害発生 ―設備故障 | ガジェット速報

SPモードやキャリアメールなんてスマホに切り替えた際に捨てましたからこの件自体はどうでもいいのですが、ここらから透けてくる顧客軽視・保身第一の姿勢にはほとほと愛想が尽きました。

そんなわけで、キャリアの自分勝手な都合に左右されることなく即日最新のOSが使える、真に顧客を優先してくれると思うiPhoneに乗り換えることとしたのです。

 

ちなみに、2つもスマホ持っていても仕方ないので、端末はヤフオクで1万5千円ほどの値で売り払いました。

購入価格は5万円台前半でしたので、半年そこいらで半額以下にまで下がったわけですね…。

 

最後に一言だけ述べておくと、Galaxy NEXUSはそれ自体は素晴らしく満足のいく端末でした。

メモリ1GBというのは同時期に出た自分も今使っているiPhone 4Sの倍でしたし、解像度(PPI)も4以降のiPhoneのRetinaディスプレイに匹敵するものでした。

何より発売直後は当時の最新のOSであるAndroid 4.0を紛れもなく他よりも一足早く使えていたわけですから。

ですので、先日発売された後継機のNexus 4やタブレットのNexus 7, Nexus 10なんかはdocomoの手が介在していないので損はない端末だと思いますよ。*4*5

*1:SPモードメールとかdメニューとかのアレ

*2:唯一、しゃべってコンシェルだけは割と便利かも。

*3:いわゆる土管屋に徹しろということ

*4:もっとも、4と10は日本では未発売、7も最近になってようやく発売という有様ですが…。

*5:自分はMacとの連携もあって今後もiOSサイドに与すると思いますが…。