地図のない世界へ

そろそろ再開しようかな

Prix de l’Arc de Triomphe

日本名「凱旋門賞」――過去幾多の名馬たちが
挑戦し、そして敗れてきた欧州競馬の最高峰。
すなわち、世界競馬の最高峰と読み替えられる。
多くの日本の最強馬たちが惨敗していく中、
しかし一頭だけこのレースに通用した馬がいた。
あれからもう7年・・・光陰矢のごとし。

当時のことは今でも鮮明に覚えている。
修学旅行先でまともに情報が得られない中、
翌朝、健闘空しく2着に敗れたと聞いたときは、
残念というよりも純粋にただ凄いと思った。
正直、過去のこのレースでの日本馬の成績から
勝負になるとは思っていなかったからだ。

直線は2頭のマッチレース。
追いかける後続は遥か後方。
今見ても素晴らしいレースだ。

馬の名はエルコンドルパサー
そのときの勝ち馬、Montjeu
その仔、Hurricarn run。
対するは日本競馬の至宝ディープインパクト

因縁浅からぬ対決、胸が躍る。